妊娠中の海外旅行について
妊娠中に海外旅行に行くのはあまりオススメ出来ません。海外旅行には様々なリスクが存在します。特に妊娠中だとそのリスクはより危険な物になります。
何故かというと、
1.衛生面の問題
2.治安の問題
3.飛行機の問題
4.言語の問題
5.病院の問題
があるからです。
それぞれを以下で見てみましょう。
1.衛生面の問題
海外に行くと日本とは違って、衛生面でよくない場合があります。特に水は気をつけた方がいいです。日本人に免疫がないウイルスやバクテリアがうようよいる場合があります。妊婦さんが飲むと、それはまずいことになります。食べ物もそうです。何を使っているかわからない場合は特に気をつけましょう。
2.治安の問題
海外では日本人が狙われやすいです。妊婦さんは動きがゆっくりになる場合があるので、特に狙われやすい場合があります。また妊婦さんの方でも慎重にならざるを得ないので精神衛生面であまりよくありません。
3.飛行機の問題
特に日本から離れている国に旅行する場合は、飛行機に乗って長時間同じ姿勢を取らなければいけませんので、妊婦さんによくありません。背中が痛くなったり、腰痛になったりします。長い間座っているので、足が浮腫みます。また胃の圧迫により吐き気など起こる可能性があります。
こちらを参考にしてください。
4.言語の問題
日本人が少ない環境の場合は、言語のことを心配した方がいいです。陣痛や破水が起こった時、とっさにその国の言葉を喋れないと、大事に至ることもあります。妊娠中、特にお腹が大きいときは他の人のサポートが必要な場面が多いので、言葉が通じない国ではとても困ることになり得ます。
5.病院の問題
国の状態によっては、施設が汚れていたり、不衛生であったり、お医者さん看護師が信頼できない人だったり、そもそも病院がない場合もあります。また病院が遠く離れていて急な事態に間に合わないことも考えられます。保険の問題も日本とは状況が違いますので注意です。母子手帳が通用しないのと、何かあった場合、説明することが非常に困難です。また早産になる場合もありますので、もしものことを考えると日本語が通じる病院があるかどうかは非常に大切なポイントとなります。
子どもの将来を考えると、後悔しないように少しの期間ですので、我慢することをオススメします!出産してから、子どもと一緒に行くのがベストの選択でしょう。最近ではマタニティプランという旅行会社が出しているツアーがありますが、もし行きたいのであればそういったツアーを利用するのがいいでしょう。